2017年01月30日

快速用6050系大幅削減か 東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道ダイヤ改正(2017年4月21日)

東武鉄道および野岩鉄道は1月18日、プレスにて2017年4月21日に新型特急車両500系を用いた新列車導入によるダイヤ改正を行うと公表した( http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b71449315c885fe96933bd12d8f48b8a/170118_1.pdf?date=20170118121527 )。また翌19日には会津鉄道も同様のプレスを出した( http://www.aizutetsudo.jp/info/wp-content/uploads/20170119_01.pdf )。今回はこのうち、東武鬼怒川線・会津鬼怒川線・会津鉄道線について見ていく。

東武日光線快速廃止を含む東武日光線系統急行・普通列車の同日のダイヤ改正についてはこちら!

東武線内特急についてはこちら!

2017年3月4日ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 特急「リバティ会津」の概要

前回のプレスでは新型特急Revatyの運行概要について大まかなものが公表されたが、今回は「リバティ会津」「リバティけごん」「リバティきぬ」「スカイツリーライナー」「アーバンパークライナー」について運行ダイヤ及び停車駅の公表が行われた。今回は「リバティ会津」についてみていく。

今回の停車駅公表で、一番横に長くなったのが浅草~会津田島間で運行される「リバティ会津」である。停車駅を見ていくと、浅草、とうきょうスカイツリー、北千住、春日部、(板倉東洋大前に一部停車)、栃木、新鹿沼、下今市とここまでは現在スペーシア100系で運行される「きぬ」「けごん」と遜色ない停車駅となっている。

問題はその次からで、東武日光発着の「リバティけごん」に関しては終点の東武日光のみであるが、「リバティ会津」はそのあと大谷向、大桑、新高徳、小佐越と各駅に停まる。2017年6月以降は新駅である東武ワールドスクウェア駅にも停車するのだろう。その後スペーシア「きぬ」の停車駅である鬼怒川温泉、鬼怒川公園、新藤原の各駅に停車し、野岩鉄道会津鬼怒川線に入線後もほぼ各駅停車で、快速「AIZUマウントエクスプレス」が通過する1日1人利用者がいるかいないかすら怪しい男鹿高原駅にも一部停車する。その後会津高原尾瀬口から会津鉄道に入るも、快速「AIZUマウントエクスプレス」のように会津田島まで停まらない列車もある一方で、こちらの区間も各駅に停車する列車を運行するようだ。つまり、「リバティ会津」は下今市で「リバティけごん」と解結してから鬼怒川線内は全列車各駅に停まり、列車によっては終点会津田島まで各駅に停まる。かつて2005年まで運行されていた急行「南会津」よりも停車駅が多くなるという結果になった。

また運行本数も意外に多い。2005年までの運行だった会津田島まで乗り入れる急行「南会津」は最大でも1日2往復だったにもかかわらず、新しく設定される「リバティ会津」は1日4往復。前者は4両、後者は3両とはいえ運行本数は倍増である。この「リバティ会津」・「リバティけごん」が概ね2時間に1本設定され、スペーシア運行の「きぬ」の一部がが「けごん」に置き換えられることにより、概ね東武日光も鬼怒川温泉も毎時1本の特急が確保される見通しだ。

このリバティの運行状況を見る限り、下今市で分割併合すること、東武鬼怒川線・会津鬼怒川線内は全列車ほぼ各駅停車であること、浅草発着基準でスペーシアがほとんど減便しないことから、スペーシアの置き換えというより快速・区間快速の置き換えの方が強いのではないかと思われる。

ちなみに東武鬼怒川線内では「リバティ会津」「リバティきぬ」が新高徳含め各駅に停まることから、スペーシア「きぬ」が新高徳通過となり、新高徳に停車する特急は「リバティ会津」「リバティきぬ」のみとなり、以前の記事で料金設定が全日スペーシアの土休日料金と同額となることから、平日の遠距離利用では値上げとなる。

東武線内ではスペーシア土休日料金と同額になるが、野岩鉄道・会津鉄道線内では2005年に廃止になった急行「南会津」の急行料金のそれぞれ10円増しの370円および300円となっている。この10円値上げ分は消費税率改定に伴うものなので、ほぼ急行料金のままで特急に乗れると考えていいだろう。

この「各駅停車の特急化」により、東武鉄道鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線では利用の少ない日中時間帯に実質運賃を特急料金分値上げすることになり、不採算路線での増収策になるものと思われる。このような運賃の実質値上げの場合、朝夕に通勤通学で使用する場合には値上げにはならないので、非常に合理的に組まれているものと思われる。両社とも鉄道経営がうまくゆかないとはいえ、ここで閑散線区で日中のみ実質値上げとはよく考えたものである。

2. 特急「リバティ会津」は会津田島で「リレー号」と接続

会津鉄道のプレスによると、現在東武特急(JR直通含む)との連絡列車として快速「AIZUマウントエクスプレス」が運行されているが、こちらは東武日光乗り入れが1往復から2往復に増強され、おそらくその分6050系の運用が減る見込みだと思われる。また新設される特急「リバティ会津」4往復は全便会津田島で「リレー号」と接続し、会津若松へのアクセスを強化する。「リレー号」については停車駅は不明であるが、「AIZUマウントエクスプレス」と異なり、接続する「リバティ会津」と号数が同一にしてある。そのため他の普通列車にはないサービスや、停車駅を大幅に絞る可能性がある。

とはいえ、東京から会津への輸送は東北新幹線利用の郡山経由の方が速く、速いと東武・会津鉄道廻りより1時間程度短い3時間程度で到達してしまう。東武鉄道・会津鉄道経由での東京からの利用で会津若松に5時間19分滞在できるようになるのはありがたいが、やはり会津での宿泊が前提となるのであろう。「リレー号」がどのようなサービスとなるのか気になるところだ。

3. 快速・区間快速用6050系列は大幅縮小か

今回の2017年4月ダイヤ改正で、特急「リバティ会津」が東武鬼怒川線・会津鬼怒川線がほぼ各駅停車であること、および会津鉄道線内の変電所設備の耐容量から考えると、500系特急電車による「リバティ会津」の運行は、6050系運行による快速・区間快速の置き換えである可能性が高い。特に上り・下りとも区間快速の運行時間と極めて近いため、置き換えられる可能性がなお一層高い。6050系自体2013年の区間快速削減で昼間は2時間間隔となり、6両での浅草発着運用から2両での新栃木・下今市発着運用が増えており、運用を削減することに成功したようだ。また東武日光発着の東武特急が4本から土休日には22本までに大幅増便されることから、もっぱら6050系が使用される下今市~東武日光間を運行し下今市で特急「きぬ」と連絡する「特急連絡」も大幅削減が見込まれ、ますます6050系の活躍の場が狭くなりそうだ。さすがに2017年4月21日のダイヤ改正で6050系の浅草乗り入れがが廃止になることは考えにくいとはいえ、大幅な削減となりそうだ。

このことを踏まえると、2017年のダイヤ改正後はもっぱら昼間は新栃木〜東武日光で普通列車を1時間に1本、下今市〜会津田島間は2時間に1本程度のともに2両編成での運用になるものと思われ、昼間の区間快速は消滅する可能性すらある。朝はさすがに浅草発着はある程度は残って群馬県板倉町への板倉東洋大前停車の配慮はするものと思われるが、6050系の大幅運用削減は避けられそうになさそうだ。

4. 結び

今回のダイヤ改正では、今のところ特急しか東武本線系統はダイヤ改正が公表されていないが、今後快速・区間快速含めた料金不要列車のリリースも出されるものと思われる。今回のダイヤ改正は2006年の半蔵門線直通大幅増強と種別大幅整理に次ぐダイヤ改正が予想される。今後の新しいプレスリリースにも期待したい。

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2017年01月28日

ノンストップ洛楽は平日も運行! 京阪電鉄ダイヤ改正(2017年2月25日)

京阪電鉄では1月13日に、プレスにて2017年2月25日にダイヤ改正を実施すると公表した( https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2017-01-13_daiya.pdf )。今回はこれについて見ていく。

2017年3月4日ダイヤ改正まとめはこちら!

1. ノンストップ「洛楽」は平日も運行開始

今回のダイヤ改正で京阪が一番目玉にしているのは、快速特急「洛楽」が平日も運行されるようになるということだ。土休日の運行が2016年3月より始まったが、今回はそれが平日にも拡大される形となった。今でこそ快速特急「洛楽」という種別と愛称が用いられているが、もともと京阪特急の停車駅は大阪の京橋を出ると七条までノンストップが基本で、新快速に負け始めた1993年から一部列車で停車駅を増やしはじめ、2000年には中書島と丹波橋に全便停車、2003年には枚方市・樟葉に全便停車となり現在に至る。快速特急「洛楽」の運行は、私鉄王国時代の京阪を彷彿させる列車なのである。

とはいえ、JR西日本の新快速にかなわない現状、かつてのように終日ノンストップ列車を運行するほどの需要はない。そこで、訪日外国人が増えており京阪間輸送が増えている昨今の状況を踏まえ、2016年3月に土休日にノンストップ運行の快速特急「洛楽」を5往復のみ運行させることにしたのである。この時は快速特急通過駅となる枚方市・樟葉・中書島・丹波橋の補完目的で、快速特急の前後に淀屋橋~出町柳間に快速急行、および淀屋橋~淀間に急行を運行することにより、混雑分散と通過駅補完を図った。今回平日に運行される快速特急「洛楽」の補完が淀屋橋~出町柳間の急行または快速急行のどちらか片方のみであり、かつ運行本数が土休日より3往復少ない2往復ということは、土休日ほどの需要は想定していないということなのだろう。ちなみに前回2016年のダイヤ改正で快速特急「洛楽」1本につき快速急行および急行のそれぞれ1本が増発されたが、土休日も補完列車は思わしくなかったようで、出町柳行きは急行のみ、淀屋橋行きは快速急行のみに統合される。

2. 昼間時間帯の普通列車の一部運転延長

今回のダイヤ改正では昼間に運行される普通列車のうち、毎時1本が萱島発着から枚方市発着に延長し、特急と接続できるようにする。今回増発される萱島~枚方市間は、各駅に停車する普通と準急の昼夕輸送力比を見ていくと、ダイヤ改正前も後も平日夕ラッシュ時は毎時12本、日中は改正前が毎時9本、改正後は毎時10本となることから、75%から83%に上昇する。2016年にこまごまと運転区間の短縮を行ったことを考えると、おそらく平日夕ラッシュ時の運行本数は比較的適切で、日中の空気輸送が増えるようになるものと思われる。

3. 中之島線発着の快速急行縮小

今回のダイヤ改正では、平日夕ラッシュ時に中之島を発着としている快速急行を特急混雑緩和のため淀屋橋発着に変更するとしている。そもそも快速急行自体が2008年10月の中之島線開業と同時に設定された種別で、本来は中之島線のためのものだったはずなのだが、乗り換えアクセスが悪く需要が全然伸びないことと、強引な淀屋橋までの複々線化の代替ということもあり、2013年には昼間は普通列車のみになってしまった。今回はそれがさらに縮小する形となる。

4. 結び

京阪特急は前回2016年3月のダイヤ改正で最大4分の短縮し、2020年には線路改良やブレーキシステムの改良によりさらに時間短縮がなされるとされている( http://www.sankei.com/photo/daily/news/170117/dly1701170026-n1.html )。また今回のダイヤ改正では、2016年の時の複数種別の運転区間の縮小ほど大規模なダイヤ改正ではないが、「洛楽」が平日にも運行されるようになるとはいえ細かいことろでは縮小が引き続きみられる。今後のダイヤ改正で平日夕ラッシュ時を中心に縮小が見込まれるものと思われるが、どうなってゆくか見守りたいと思う。

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2017年01月26日

けごん大増発&野田線直通特急定期化! 東武本線特急列車ダイヤ改正(2017年4月21日)

東武鉄道は1月18日、プレスにて2017年4月21日に新型特急車両500系を用いた新列車導入によるダイヤ改正を行うと公表した( http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b71449315c885fe96933bd12d8f48b8a/170118_1.pdf?date=20170118121527 )。今回はこのうち東武伊勢崎線・日光線・野田線・JR直通列車について見ていく。

東武日光線快速廃止を含む東武日光線系統急行・普通列車の同日のダイヤ改正についてはこちら!

東武鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道(快速含む)についてはこちら!

2017年3月4日ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 新型特急Revatyの運行概要

前回のプレスでは新型特急Revatyの運行概要について大まかなものが公表されたが、今回は「リバティ会津」「リバティけごん」「リバティきぬ」「スカイツリーライナー」「アーバンパークライナー」について運行ダイヤ及び停車駅の公表が行われた。前回の予測記事では概要しか取り上げられなかったが、今回は東武線内で完結する特急列車について列車ごとに見ていく。

1.1. 日光発着特急大増発

今回の特急列車の時刻公表で大きく勢力を伸ばしたのが、東武日光発着の「けごん」である。2016年現在東武日光行きが3本、浅草行きが1本しかないレアな存在となっており、もっぱら「きぬ」と下今市で接続する主に6050系運用の「特急連絡」で2駅ゆられて東武日光を目指すしかなかった。しかし今回の2017年4月21日ダイヤ改正で日光発着の「リバティけごん」が5往復、スペーシア「けごん」が6往復(うち土休日のみ運行が1往復)、後述する土休日運転の「きりふり」1往復の合計12往復(平日は10往復)となり、今回一番の大増発と思われる。「リバティ」による東武日光乗り入れ増加は予想できたが、スペーシア編成の東武日光発着増加は予想できたことだろうか。

1.2. 日光線特急は夕方以降杉戸高野台に停車

今回のサプライズは、夕方以降の日光線特急が東武動物公園でも幸手でも栗橋でもなく、杉戸高野台に停まることだろう。この停車駅設定は果たして謎で、南栗橋発着の「きりふり」が廃止になる代替だとしたら幸手にも停めていいわけで、この停車駅設定が何をもたらすかは未知数である。

1.3. 特急「スカイツリーライナー」「アーバンパークライナー」はせんげん台に停車

今回のもう一つのサプライズは、「スカイツリーライナー」と「アーバンパークライナー」がせんげん台に停車すること。料金も春日部までの510円ではなくせんげん台までの410円なので、TJライナーのようにリーズナブルに利用できる。座席が快適なだけ100円高いのはまだ許容できる範囲であろう。南栗橋発着の「きりふり」よりかは値上げだが、総じて増発してこのお値段なら利用価値はありそうだ。

平日の夕ラッシュ時間帯である17時から19時までの間は、「スカイツリーライナー」しかないが、これは運用上の上限のためであると思われ、春日部から回送させるためだと思われる。この時間帯こそ野田線への利用が多いと思われるが、今後リバティ500系が増加すればあり得るのかもしれない。

ちなみに、朝の浅草行きはせんげん台通過のため基本スペーシアやリバティと変わらない510円となる。
現在南栗橋発着の「きりふり」が春日部から先乗車券のみで利用できるのと同様「スカイツリーライナー」「アーバンパークライナー」はせんげん台から先のみの利用の場合は乗車券のみで利用可能である。春日部から大宮の間は八木崎、豊春、東岩槻、岩槻などの乗降人員の多い駅にしか停車しないが、春日部から東側は各駅に停車する。単線で線路容量も目一杯なので、大宮方面の野田線からの接続を受ける可能性もある。

なお、大宮発の「アーバンパークライナー」の場合、310円と安価で利用可能であるが、春日部までノンストップのため注意が必要だと思われる。

1.4. 特急「りょうもう」は全て久喜に停車

今回のダイヤ改正では、「りょうもう」が久喜に全停車となる。久喜で宇都宮線に乗り換え大宮に行きやすくなり、埼玉県内での利用がはかどりそうだ。

1.5. 「しもつけ」は存続、日光発着「きりふり」は曜日運転化

今回のダイヤ改正で特急列車の時刻も一部公表されたが、宇都宮線直通の「きりふり」は時間をずらしながらも存続、現在不定期に最大5本運行している東武日光発着「きりふり」は土休日運転で定期化される。リバティ導入により300系・350系の引退が噂されていたが、少なくとも2往復(うち1往復は土休日のみ運行)で存続することとなった。

ちなみにこの東武日光発着「きりふり」は運用上「しもつけ」の間合い運用のようで、350系による4両での運行が濃厚なようだ。

2. 料金設定はかなり強気

今回きになるのはリバティの料金設定。見ていくとスペーシアの土休日料金と同額であり、平日料金より概ね100円増し、午後割・夕割より200円増しである。シートピッチが1000mmでスペーシアより100mm狭いにもかかわらず、スペーシアと同額かそれ以上の料金を徴収する見込みとなった。「リバティりょうもう」に至っては200円増しで、20分前と後ろに「りょうもう」がいる。そもそも、リバティりょうもうについては宣伝列車なので、乗せることより走ることの方が重要だと思われ、システムの手間を省くとはいえ、発券拒否すら予想される(相当ゴネれば買えると思うが)。そこまで強気でとるとは、経営も厳しいのであろう。

また、今回増発される浅草22時50分発「けごん257号」新栃木行きは、「リバティ」での運行となるため、平日利用の場合は全区間利用の場合スペーシアより110円高い1280円を請求されることとなる。深夜バスのように運賃倍額とまではいかないが、時間帯によって割引ではなく実質割増も始めるらしい。

3. ダイヤ改正実施日は4月21日

今回のダイヤ改正の実施はJRグループの3月4日でも西武・東急の3月25日でもない4月21日となった。東武本線系統はJRとの直通特急もあるので3月4日と思われたが、500系特急列車の導入を待って4月にずれ込んだようだ。今回は関東大手私鉄は東京メトロの一部路線を除いてJRと日にちをずらすらしい。
なお、松原団地駅の獨協大学前駅への改称は、4月1日になることが決まった( http://www.tobu.co.jp/file/pdf/dbdbc56fdbac35072e30d6247015a8c5/170125_2.pdf?date=20170125122512 )。この日は磐越西線で郡山富田駅が開業する日と同日であり、ともにダイヤ改正とずらしてきている。

4. 結び

今回のダイヤ改正では、今のところ特急しか東武本線系統はダイヤ改正が公表されていないが、今後料金不要列車のリリースも出されるものと思われる。今回のダイヤ改正は2006年の半蔵門線直通大幅増強と種別大幅整理に次ぐ大規模なダイヤ改正が予想される。今後の新しいプレスリリースにも期待したい。

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2017年01月24日

関東地方からキハ40系列消滅へ JR東日本非電化区間ダイヤ改正(2017年3月4日)

JR東日本では、12月16日、2017年3月4日にダイヤ改正を行うと公表した( http://www.jreast.co.jp/press/2016/20161219.pdf )。今回は非電化区間においての動向を見て行く。

2017年3月4日ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 関東地方からキハ40系列消滅

今回のダイヤ改正では、JR東日本の関東エリアの気動車からキハ40系列が消滅する。関東地方では国鉄分割民営化当初から八高線や相模線などの電化による気動車の廃止を進めてきたが、今回のダイヤ改正で全ての気動車が国鉄民営化後に製造された車両となる。これまでにJR東海管内では2016年に全ての気動車がJR東海発足後の車両となり、キハ40系列は消滅した。JR東日本では2013年までJRグループ最後であるキハ30系列を久留里線で使用していたこともあり、気動車に関しては年季が入るまで使用しているイメージがあったが、今回は蓄電池車が投入されることで気動車の総数を減らしキハ40系列を関東地方から消滅させることに成功する模様である。

今回のダイヤ改正で烏山線は朝1往復のみキハ40系3両での運用があるが、これはEV-E301系2両編成に置き換えられ、減車するものと思われる。

2. 全国各地で気動車縮小の動き

JR東日本は近年ではキハE130系の導入により旧来の気動車を転属させることに成功したが、今後蓄電池車による置き換えも進められ、男鹿線ではEV-E801系を導入開始する。またその後は電気式気動車(つまり軽油を燃やして発電し、電気モーターを動かす仕組み)の導入を全社的に行うとしており、非電化区間を走る列車の電化が多かれ少なかれ進みそうだ。

蓄電池車や電気式気動車の導入はJR東日本だけにとどまらない。交流用蓄電池車はJR九州との共同開発であり、今回2017年3月のダイヤ改正より非電化区間である若松線若松~折尾間の全ての列車が719系DENCHAによる運行となる。また電気式気動車についてはJR北海道がJR東日本と同型のものを導入しようとしている。

とはいえ、新車の導入には費用が掛かり、一般的な気動車といえども1両5000万円はかかるものと思われる。電車であれば1両1億円ではまず届かない。そのため、導入経費を削減するため、JR東海を除く旅客5社では気動車列車の減車・減便をダイヤ改正実施ごとに行っている。記憶に新しいのは、2010年3月のJR西日本の中国地方での気動車列車大幅削減、2016年3月のJR北海道での大幅削減であろう。JR東日本は毎年少しずつ行っており、2015年には花輪線快速「八幡平」を廃止に追い込んだ。このように、そもそも気動車の運用を減らせば今ある気動車は長持ちするようになるし、将来的に導入が必要な新型車両も少なくなる。JR北海道ではこの大幅削減により10両の更新を削減することに成功した。今後新車導入を前にして多くの路線で減便が行われるのではないかと思われる。

3. 結び

今回のダイヤ改正では、非電化区間の完全電車化が2路線で行われるが、このような形で気動車が置き換わっていくのは車両所でのメンテナンスが共通化が図られ、業務の効率化になるものと思われる。また今後老朽化した気動車を置き換えるにあたり、今後多くの路線で減車ならまだしも減便が図られ、特にJR北海道では複数の路線で廃止が示唆されている。今後ローカル線が衰退していくのが目に見えているようで、将来どこまで切り詰めていくのか気になるところである。

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2017年01月22日

S-TRAIN始動! 西武鉄道・東京メトロ・東急電鉄・みなとみらい線ダイヤ改正(2017年3月25日)

西武鉄道では、1月10日、プレスにて2017年3月25日から座席指定制列車であるS-TRAINの運行を開始すると公表した( http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2016/__icsFiles/afieldfile/2017/01/10/s-train.pdf )。今回はこれについて見ていく。

2017年3月4日ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 4社直通の座席指定制列車の運行開始

今回2017年3月25日のダイヤ改正では、西武鉄道、東京メトロ、東急電鉄、みなとみらい線の4社を直通する座席指定制列車「S-TRAIN」の運行を開始する。

ダイヤとしては、平日は全列車が所沢~豊洲間に限定されている。朝の1本は所沢→豊洲の運行となり、残る3往復は夕方~夜にかけての運行となる。東武東上線TJライナーと異なり、平日夕ラッシュ時下りでも列車を設定している点が特徴的である(LONG/CROSSシートの意味が薄れる気がするのだがそれはさておき)。これは新宿発着の小田急ロマンスカーでも行われていることであるが、ロマンスカーは平日とはいえ箱根輸送があるので特急設定に価値を見出せるが、こちらはあくまで所沢始発。半ば回送とはいえここでライナー券を取りに行くとは、なかなかのものである。

土休日は西武秩父~元町中華街で運行され、西武池袋線内は土休日の西武秩父行きは特急「むさし」のスジを置き換える見込みであるものの、所要時間としては快速急行より長くなる見通しだ。東急東横線内は急行を置き換える形で設定されるものと思われ、渋谷〜横浜間の所要時間は停車駅が絞られているにも関わらず東横特急と同等なようだ。土休日は運行本数が運予数に比べられて抑えられているが、これは東急東横線の過密ダイヤが背景にあるものと思われ、急行の置き換えでやっと設定できるものであるから、2015年の泉北高速鉄道における泉北ライナー導入時と同様あまり設定しすぎるとかえって利用しにくくなる( http://diagramstudygroup.seesaa.net/article/429786218.html )。そのため東急線内ではかなり慎重な駆け出しとなったものと思われる。

2. 停車駅は最小限に抑えた形

過去に予測記事でもふれたが、今回の停車駅設定はかなり絞ったものになったと思われる。平日は西武線内は所沢、保谷、石神井公園、有楽町線内は飯田橋、有楽町、豊洲に限定されている。これは千代田線で運行されている小田急ロマンスカーでも同様で、千代田線内は4駅に絞られてる。ただ、こちらも千代田線同様各駅停車の間を縫って走行するため、所要時間は変わらず、各駅停車時間も2分程度の長めにとられるものと思われる。

土休日についてはさらに絞り込みを行っている。西武池袋線内では特急停車駅の西武秩父、飯能、入間市、所沢に加え、池袋方面との接続を意識して石神井公園に停車する。なお、特急停車駅の横瀬は通過となる。副都心線内は新線池袋、新宿三丁目、渋谷のみとなっており、主要3駅にしか停車しない。新線池袋駅が両方向とも下車専用となっている背景には、西武との関係があるようで、S-TRAINに乗客が流れると運賃・料金収入ともに西武が減益となってしまいかねない。そのため、池袋から乗る場合には西武線を利用してもらうよう誘導しているものと思われる。東横線内はさらに停車駅を絞り込んでおり、渋谷、自由が丘、横浜のみとなっており、開発の進む武蔵小杉すら通過となっている。みなとみらい線内は東横特急の停車駅である横浜、みなとみらい、元町・中華街に停車する。ここまで停車駅の絞り込みを図った背景には、あくまで長距離移動の快適性を重視するためのもので、東横特急のような26分の入れ替わりの激しい列車ではなく、埼玉県西部や横浜への遠距離輸送に着眼しているためであると考えられる。とはいえ前述したように所要時間は現在の最速達種別(Fライナー)と比べてもあまり変わらず、東横線内では祐天寺駅での待避線使用開始が重なるものの使用はS-TRAINについては見送られるようだ。そのため、スピード重視の方は乗らない方が賢明であろう。

3. 料金は特急より控えめ

そもそも「S-TRAIN」の種別が何に当たるのかよくわからないところではあるが、少なくとも西武線内では特急レッドアローより価格を同額か安く設定されているようだ。4ドアのLONG/CROSSシートのため特急レッドアローより居住性が低くなるのは当たり前といえば当たり前なのだが、西武・東京メトロ・東急の3社それぞれで料金を設定しているため運賃とほぼ同額の料金設定がされている。京成スカイライナーも同様の料金設定であるが、こちらは最速36分、最高160km/h運転をしているためそれなりの快適性と速達性があるため適切な料金設定だと思われるが、こちらはスピードはFライナーと変わらず居住性も4ドアのLONG/CROSSシートのため良いとはいえず、平日の510円はまだしも土休日の料金設定が割高な印象がある(特に東急)。この料金設定でどこまで客を拾うかが焦点になるものと思われる。

4. ダイヤ改正日はJRと異なる3月25日

今回のダイヤ改正プレスで驚きであったのが、今回の西武・東京メトロ有楽町線・副都心線・東急のダイヤ改正はJRグループのダイヤ改正の3月4日とずらすこととなった。これは近年では珍しく、修正程度ではあると思われるが東武東上線でも3月25日のダイヤ改正が見込まれている。JRと直通する東京メトロ東西線と千代田線は3月4日にダイヤ改正が行われることから、東京メトロは板挟みの様相だ。同様にJRと直通運転をする東武鉄道であるが、東武本線系統(伊勢崎線・日光線)は4月21日であり、500系特急電車Revatyの導入も同日になるものと思われる。
今回の2017年3月ダイヤ改正では先に当サイトでも記事を扱ったように新型車両の登場が目白押しである。そのため今回3月ダイヤ改正で改正日を同日にしてしまうと、話題性が薄れてしまい告知効果が薄れてしまうし、式典等でも分散してしまい西武・東武ともにメリットがないことから、3週間ダイヤ改正実施日をずらす措置になったのではないだろうか。

5. 結び

これまで座席指定制の列車(ホームライナー等)が2社以上にまたがって運行されるケースは、新幹線開業に伴う並行在来線でのケース(しなの鉄道のホームライナーのJR信越本線直通や、「あいの風ライナー」のIRいしかわ鉄道直通など)以外では稀であり、地下鉄直通となれば4社以上となれば初である。今後どのような展開になるのか注目したい。

今後大手私鉄も2017年3月ダイヤ改正のリリースを出します!
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posted by 快速++ at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ改正情報 | 更新情報をチェックする

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