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2017年05月01日

新駅開業で朝晩増発 秩父鉄道ダイヤ改正(2017年3月25日)

秩父鉄道では、3月10日、プレスリリースにて2017年3月25日にダイヤ改正を行うと公表した( http://www.chichibu-railway.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/20170310_timetable_socio.pdf )。今回はこれについて見ていく。

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1. ソシオ流通センター駅開業

今回の2017年3月25日のダイヤ改正では、4月1日に開業したソシオ流通センター駅の開業を控え、輸送力を増強した。

今回開業したソシオ流通センター駅は、熊谷駅~持田駅間に設置された新駅で、東京へ向かうJR高崎線や上越新幹線にも乗り換えられる熊谷駅から1駅ということからも、秩父鉄道の初乗り運賃獲得による収益増が見込まれる。新駅開業により熊谷市ゆうゆうバスでも路線が再編され、ソシオ流通センター駅にも乗り入れるようになり実質増便もあり鉄道だけではなくバスも利便性が向上した。ただ、乗客が増えるということはそれだけ本数も増やす必要があるのだが、今回の増発は熊谷~影森間が中心で、平日はソシオ流通センターを含む羽生~熊谷間が昼間を中心に4往復削減されている。近年秩父鉄道ではこれまでの3両編成から2両編成に置き換えを進めている。過疎化が進み輸送量が減っているのはわかるが、新駅設置と引き換えに減車&減便は痛いダブルパンチを受けることとなった。昼夕輸送力比(適正値60〜78%)を見ていくと、両数が分からないので運行本数で見ていくと2017年3月25日ダイヤ改正前は昼間概ね毎時2.4本で平日夕ラッシュ時は毎時3本であるから昼夕輸送力比は80%とやや昼間が空気輸送であるが、今回のダイヤ改正で昼間が概ね毎時2本となったので昼夕輸送力比は67%まで改善された。毎時2.4本では東武伊勢崎線含め接続が分かりにくかったが、今回のダイヤ改正で土休日とほぼ同様の昼間概ね毎時2本にまで削減れたことによりわかりやすいダイヤに近づいたのは今回の改正の隠れメリットなのかもしれない。

2. 朝晩の増発

今回新駅設置と引き換えに減便となった羽生~熊谷間であるが、一方熊谷~秩父~影森間では増発が行われる。6時台には熊谷行きを1本増発、夜にも熊谷発を1本増発と乗車チャンスが増加している。また平日は実質ホームライナー化している全席自由席の急行「秩父路」を1往復普通列車に格下げし、急行通過駅の乗車チャンスを増やした。JRの過疎路線では民営化後急行の快速格下げなども全国で行われたが、秩父鉄道も観光が閑散としている平日については急行を減らす方針で、平日昼間はすでに全廃している。今後の急行「秩父路」の進退も含めて見守りたいところだ。

3. S-TRAIN導入後も西武と引き続き直通

今回のダイヤ改正がソシオ流通センター駅の開業日である4月1日ではなく3月25日に前もって行われたのは、西武鉄道と足並みを合わせるためだと思われる。西武鉄道S-TRAIN運行開始により土休日に西武秩父線が増発されるため、秩父鉄道直通の快速急行・急行が削減される可能性もあったが今回のダイヤ改正では存続されることとなった。ただ西武4000系を使うことにより西武秩父線内8両での運行と三峰口方面4両での運行は明らかな空気輸送であり、今後見直される可能性もある。S-TRAIN自体もまだまだ認知度が低いせいか空席が目立っており、今後秩父鉄道との直通の見直しを含めてどうなるか見ものである。

4. 結び

今回2017年3月25日の秩父鉄道のダイヤ改正では、新駅が開業し一部区間では増発もしたものの、一方で新駅を含む区間では昼間を中心に減便が目立った。今後接続各線と見極めながらどのようなダイヤ改正を行うのか見守ってゆきたいと思う。

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posted by 快速++ at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ改正情報 | 更新情報をチェックする
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